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这条路(9)



「でやああぁっ!」
「てええぇいっ!」

 かえでもすでに技のモーションに入っている。やはり蹴りだ。が、燕撃斧のような打ち上げ蹴りではない。半身の体势からの、上からの打ち下ろしの蹴りだ。
 そして、総太郎の拳とかえでの蹴りが交错し、一瞬先に当たったのは――

「がふっ!」

 かえでの足が総太郎の脇腹を打った。
 よろりと崩れる総太郎。そこに、かえではその体势のまま続けざまに横蹴りを放とうとしている。溜めを作ってから缲り出されようとしているので隙があるのだが、総太郎はそれを、ただ见ていることしかできなかった。
 溜めから缲り出されたのは、腰の乗った强烈な蹴りだった。

 ドスッ!

「がはああぁぁっ!」

 横蹴りをまともに食らって、総太郎はその场に背中から倒れた。

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「がっ、あ……ぐっ……」

 体中の残った力をすべて失ってしまったかのような感覚。今度こそ、本当に力尽きてしまったのだということが自分でも分かってしまう。
 そして、かえでは蹴り足を戻しながら、総太郎を冷静な目で见下ろしながら口を开いた。

「斤木流奥义、飞燕?狐月旋斧」

 かえでの立ち姿を见上げながら、総太郎はその技の名を知っていた。飞燕のカテゴリーに入っている高度な奥义――
 打ち下ろし蹴りで相手の动きを止めてからの足刀での横蹴り。かえでが得意としている奥义、燕撃斧よりもさらに高度な技术を要する。
 得意の燕撃斧でさえ、极めているとは到底言えなかったかえでの未熟な技量だ。狐月旋斧はさらに未完成であることは明らかだ。実际、かえでは二段目の威力を补うためなのか体势を立て直すためなのか、一瞬の溜めを作ってから横蹴りを缲り出していた。威力はあったものの、万全の状态だったら食らわずに済んでいた自信はあった――が、今の総太郎にはどうしようもなかった。

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「どうかな? さすがのお兄ちゃんでも、もう立てないでしょ」
「ぐっ……」

 総太郎はなおも立とうとはしたが、打ち下ろしで踏ん张らされてから无防备なところに横蹴りを受けたのはたまらなかった。体に力が入らず、立ち上がるどころか体を起こすことさえできそうにない。
 头だけ持ち上げてみると、かえでが総太郎の前にしゃがみこんできているのが见える。スカートの奥の白い下着が目に映り、妹がミリエラの制服で戦っていたのだということを改めて认识させられる。

(く、くそっ……力が、入らない……かえでには、负けたくないのに……)
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